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7月10日、メルパルクホールで行われた現代舞踊展で上演した花輪洋治追悼作品「頷く男」の舞踊評がオン・ステージ新聞に掲載されました。全文を掲載します。

当夜のハイライトは、昨夏亡くなった花輪洋治を追悼するモダンディーズの「頷く男」。中村隆彦の構成・振付・演出に、関山三喜夫をはじめ11人が集まった。
マーラーの「アダージェット」が鳴り響く中、上空に向かって片手を上げるスーツ姿の男たち、一人また一人と光の輪から外れ、やがて忌野清志郎の明るい歌声に替わって、良き日々を思い起こすかのよう。再びマーラーの曲に戻り、無人になった舞台にスモークがたかれて幕。故人と共に、時代を歩んだ仲間たちの思いが溢れて感動を誘った。

演出・振付の中村は「『頷く男』7度目の舞台で、やっと真実が見えた気がしました。」と感想を述べています。
まだまだ成長する作品なのだと感じています。
今後もモダンディーズの活動にご注目下さい。